同期モータ

キャンスタック型ステッピングモータは、下記に示すキャパシタンスネットワークを使用して、AC同期モータとして運転することが可能です。 AC同期モータとは何ですか? AC同期モータは永久磁石モータと基本的には同じ方法で構築されていますが、コイルに抵抗性があり、キャパシタンスネットワークからAC電圧を供給された時に適切な運用ができるようになっています。 同期モータは通常のステッピングモータコントローラを必要としませんが、単純にAC電圧を印加することで作動します。 これによりこの種のモータはDC電圧に容易にアクセスできないアプリケーションに理想的なものとなります。

こうしたモータは固定の速度で動作し、(ステッピングモータの場合のような)断続的なタスクよりも継続的な運用に適しています。 モータの速度出力はキャンスタック型モータの極対の数と電圧供給の周波数を併せて制御されます。 例えば、50Hz供給を使用して作動される12極対設計の速度は 60×50/12 = 250rpmになります。 このため60Hzでは速度は300 rpmになります。


AC同期モータの利点:-
• AC主電源から操作
• キャパシタの接続を変えるだけで双方向の操作が可能
• コスト効率的で長寿命
• 特別な電子部品またはコンバータなしで簡単に操作可能
• AC同期モータの標準機能は次を含みます:
• 動作トルク 0.3 ~ 16 oz. (0.38 – 115 mNm)
• AC供給電圧は通常24、120、または230 VAC
• 同期速度250 rpm (300)から500 rpm (600)まで(50または60Hz)

同期モータ