ポルテスキャップの高性能22mmECSスロットレスブラシレスモータは低温時の高速駆動においても高効率を実現しました。

ポルテスキャップは22ECSブラシレスモータを発表しました。高速用途において極めて高い効率が得られるよう設計された 22ECS は、同等のモータと比較して最大で 30 パーセント低い温度で駆動でき、その速度は 50,000 RPM を超えます。

研究開発スペシャリストである Julien Baudey は、「ポルテスキャップの新たなUltra ECTM小型モータのプラットフォームの中心的存在である22ECSは、同クラスで最高性能を誇る最先端のスロットレスブラシレスモータとするべく、最大限の改良が加えられています。22ECSは新改良の高性能磁気回路を用いて構築されており、高速回転時にモータステータの温度上昇の原因となっていた、鉄損と再循環ロスの両方が大幅に削減されています。また、現在独自技術の新開発のモータコイルにより、最大で 160 ワット、45 mNm の連続トルクという、現在市販されている同等モータよりも高いトルクと出力が生まれます」と述べています。?

これにより、このスロットレスブラシレスモータでは温度の上昇を大きく抑えながらも、特定の動作ポイントにおいて他の同等モデルよりも高い出力密度が得られます。また、独自の高性能潤滑およびボール ベアリングが採用されたことで、モータの寿命が伸びたと同時に、高速でのパフォーマンスも最大化されています。さらに、その高い出力、効率、そして低いロータ慣性という特徴から、速度の変化や急加速にも対応しています。Baudey は、「この高性能モータは、一定の高速度まで急加速することが頻繁に求められる用途にうってつけです。また、その優れた温度特性により、モータ周辺の温度を可能な限り低くしなけれならないような制御環境での利用、そしてモータが携帯ツールに取り付けられた状態での利用に特に適しています。モータのコンパクトさ、高出力、高効率といった特性を発揮すれば、より細かく小さな用途や携帯用途においても活用できます」と説明しています。?

超高性能の 22ECS スロットレスブラシレスモータは、高速駆動時において温度を抑えられるという利点が得られるだけでなく、バッテリーの容量や寿命の観点でも優れています。バッテリー駆動用途においても 1 回の充電サイクルでの駆動時間を延長でき、さらに必要とされるバッテリーのサイズを小型化できることから、22ECS を用いた携帯デバイスの小型化・軽量化も可能です。

22ECS モータは、最も厳しい医療用の要件を満たすよう設計されています。そのため、医療用の換気装置やハンドツール用途にも最適です。このスロットレスブラシレスモータには PCB 内蔵温度センサオプションも用意しているため、最大出力動作時の温度の連続モニタリングも可能となります。

ポルテスキャップは全世界において ISO 9001:2008 の認定を受けているほか、インドの生産拠点も ISO 13485, ISO14001:2004 および OHSAS 18001:2007 の認定を受けています。

ポルテスキャップについて

ポルテスキャップは、ブラシ付きDCコアレス、DCブラシレス、キャンスタック型ステッピングモータ、ギヤヘッド、デジタルリニアアクチュエータ、およびディスクマグネット型など、業界で最も幅広い小型モータおよび特殊モータ製品を展開しています。ポルテスキャップ製品は、70 年以上にわたり、医療、ライフサイエンス、計装、オートメーション、航空宇宙、および商業アプリケーションなど、幅広い医療および産業用アプリケーションで多様なモーションコントロールのニーズに対応してきました。

ポルテスキャップは米国、セントキッツ島、インドに生産拠点を構えているほか、米国、中国、インド、スイスの研究開発センターを中心にグローバルな製品開発ネットワークを築いています。

Portescap 110 Westtown Road, West Chester, PA 19382; 610-235-5499; fax: 610-696- 4598; sales.america@portescap.com; www.portescap.com.