ポルテスキャップの設計チームの始まりは、永久磁石ステッピングモータおよびAC同期モータの発明でした。今日、この技術は、お客様の必要を満たす精度およびトルクを実現するものとして、広い範囲のアプリケーションで使用されています。ポルテスキャップは、今日の市場において幅広い範囲のキャンスタック型ソリューションを提供しています。ポルテスキャップのキャンスタック型モータは、意図的に基本的設計となっており、お客様のアプリケーションにおいてシンプルかつ効果的なソリューションを提供します。
キャンスタック型モータ技術は、シンプルさに焦点を合わせています。この永久磁石ステッピングモータは、最もシンプルな技術および設計を使用し、妥当な精度、および中トルクが要求される多くのアプリケーションにおいて効果的なソリューションとなっています。ポルテスキャップのステッピングモータの歴史は、キャンスタック型ステッピングモータの発明から始まりました。これは、ポルテスキャップが永久磁石製品シリーズにおいて15mmから42mmの範囲で、今日の産業における幅広い範囲のモータを提供する理由となっています。
ステッピングモータは、電気パルスを個別機械運動に変換する電気機械装置で、パルス列、またはマイクロプロセッサから直接操作することができます。ステッピングモータのシャフトは、適切なシーケンスの電気指令パルスで個別のステップ角の増分で回転します。モータの回転は、入力パルスと直接的関係があります。入力されたパルスのシーケンスは、モータシャフトの回転方向と直接関係しています。モータシャフト回転の速度は、入力パルスの周波数と直接関連し、回転の長さは入力パルス数と直接関連します。ステップ整合性がある限り、誤差は累積されません。キャンスタック型モータのステップ角は、通常 3.6 °から 18 °(または回転当たり 100 ステップから回転当たり 20 ステップ)です。
キャンスタック型モータは、通常二相構造です。モータは、巻線の周囲にクローポール型極歯のついた2つのステータカップで構成され、それぞれがモータの半分を作ります。 ロータは、ステータと同じ数の極対を有します。各ステータカップの極は、磁極ピッチを半分にする構造となっています。2 つコイルがあることで、磁極ピッチ当たり 4 つの個別位置があることになります。
例えば、各ステータ/コイルセクターに12個の極対を持つ二相モータは、回転当たり48ステップ、またはステップ当たり7.5°となります。
DCブラシレスモータの構成およびバリエーション
詳細 | 特性 | メリット |
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放射状に磁化された永久磁石のロータ | 高いトルク対サイズ比率 | 全体の機械サイズを小さく |
糸巻き状コイル設計 | ユニポーラ/バイポーラ巻線で、最適な性能設計 | パワー入力のためにモータ出力を最適化 |
焼結青銅ベアリング設計 − ボールベアリングオプション | 長寿命の潤滑 | 機械の長寿命化 |
ステップ角バリエーション - 3.6 ° 〜 20 ° | より高い機械の分解能のための設計 | より高いモーション分解能 |
シンプルなモータ構造 | 実績のあるシンプルな機械構造設計 | コスト効率の高いモーションソリューション |