ポルテスキャップの ディスクマグネットステッピングモータ は独自のディスクマグネットを活用し、同エンベロープ内の永久磁石キャンスタック型ステッピングモータよりも細かいステップ分解能を可能にしています。 独自の磁化方法によりステップ角をより細かく設定可能で、最適化されたパッケージサイズは増分の動きを最短の時間で実施します。 これにより、これらの高速ステッピングモータはマイクロステッピング要件に理想的な選択肢となっています。 さらに、高度にカスタマイズが可能で10 mmから最大91 mmの直径の製品が利用可能です。 ディスクマグネットのデザインにより、どんなステッピングモータでも、より高い加速度、およびトップスピードを実現させ、正確なポジショニングを維持します。 これらのモータは迅速な増分および精度の高い動きを必要とするアプリケーションで優れた性能を発揮します。
ディスクマグネットモータのステップ分解能は ギヤヘッドを使用すればさらに強化できます。 小型のギヤモータはギヤボックスが負荷に連結されているステッピングモータに取り付けられたギヤヘッドを利用します。 ポルテスキャップのR10およびR16ギヤヘッドと小型ディスクマグネットモータを組み合わせれば、トルク出力を増やし、さらに細かい増分の動きを得られます。
小型ギヤモータ が利用できる事例:
• 当社のP010およびR10ディスクマグネットマイクロギアモータコンポジットは通常医療診断ロック機構アプリケーションに使用されます。
• P110ディスクマグネットモータはB16やR16などのギヤヘッドと共に使用すればギア比と性能に様々なオプションを提供できます。
• P110およびBA16小型ギヤモータコンポジットは医療用ピペットでの使用に最適です。
ディスクマグネット小型ギヤモータコンポジットの典型的なアプリケーションはインフュージョンポンプであり、慎重に医薬品を計測し、決められた時間に患者に投与します。 携帯型の電池式ポンプは毎日の医薬品、栄養補助剤と抗がん剤の投与のために開発されました。 小型ギヤモータは、医療診断機器およびサンプルを準備するワークステーションなど、複数の軸に沿って精度の高い動作制御が必須となるアプリケーションにも使用できます。