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超音波画像化ヘッド
ポルテスキャップは、医療機器の 設計者・メーカーから、超音波画像化 ヘッドの操作性を向上させたいという相 談を受けました。従来のスキャンヘッドの動 作は不安定で、スキャン結果の精度に影響を与 えていました。また、モータの故障につながるよう な汚れがある可能性も考えられました。お客様の要 望は、画像化ヘッドの信頼性と耐久性を向上させたいと いうものでした。
そこで当社の研究開発チームは、主に次の重要な機能改善に 取り組みました：
- 速度リップルを抑え、より滑らかな動きを実現する
- 信頼性向上と長寿命化のために適切なモータのシールと保護を確保 する
これらの課題に対し、Athlonix™ 16mmブラシ付きDCモータが最適だと判断し ました。このモータの滑らかな動作により、非常に小さな速度リップルでスキャンヘッ ドが動作できるようになり、スキャンエリアの鮮明な画像を実現しました。また、従来の 7セグメント整流子から9セグメント整流子に変更することで、スムーズな動作を可能にしま した。
もう一つの設計課題は、イメージングヘッド内のグリコール液によって整流子表面のグ リースが汚染され、モータの早期故障を引き起こす可能性があるため、これを防ぐこ とでした。グリコールの浸入を防ぐためにモータシールを再設計することは、モー タの整流子表面を保護し、寿命を最大限に延ばす上で非常に重要でした。長寿 命かつ信頼性の高い技術システムを実現するためのあらゆるニーズに対し、 当社のチームが堅牢なソリューションを迅速にまとめあげたことで、お客 様は満足していただけました。
